こんにちは、ひでじ工房です。
今回は、横幅2080mm(約2.1m)という圧倒的な存在感と収納力を誇る、モミの木無垢材の大型キッチンカップボードをご紹介します。左側のチェスト(引き出し+木扉)と、右側のガラス引き戸キャビネットの2台を美しく並べた、オーダーメイドならではの特注仕様です。お色は空間がパッと明るくなる「メイプル色(明るい茶色)」で仕上げました。

■ 「左右が壁の2100mm」の空間へ、センチ単位でぴったり収める作り手の計算
今回のお客様のご自宅は、カップボードを設置する場所の左右が「壁」になっており、その間枠が「2100mm」という空間でした。
既製品の食器棚を並べるとどうしても中途半端な隙間が空いてしまい、ホコリが溜まる原因になってしまいます。かといって、2100mmぴったりで家具を作ってしまうと、今度は家自体のわずかな歪みやクロスの厚みで、設置する際に壁に引っかかって入らなくなってしまいます。そこで今回は、左右に絶妙なゆとり(逃げ)を「2cm(20mm)」だけ持たせ、横幅208cm(2080mm)にて設計・制作いたしました。壁と壁の間に、まるで作り付けの家具のように美しく収まるのは、オーダー家具ならではの楽しさです。
■ 壁の「巾木(はばき)」をよけて背面をぴったり付ける工夫
もうひとつのこだわりが、家具の足元(台輪)の設計です。日本の住宅には、壁の最下部に「巾木(はばき)」という数ミリの出っ張りがあります。家具をそのまま作ると、この巾木に当たってしまい、壁と家具の間に不自然な隙間が空いてしまいます。
そのため、このカップボードは台輪の背面を10mmほど奥へ控えて(空間をあけて)制作しています。このひと工夫によって、壁の巾木を綺麗によけ、天板を壁にぴったりと隙間なく寄せることができるようになっています。
■ モミの木の調湿作用と、経年変化で育つ真鍮(ブラス)取手
ひでじ工房が大切にしているモミの木は、お皿やキッチン家電を置く場所としても最適です。木自体に調湿作用があるため、扉を閉め切っていても中の空気がこもりにくい特徴があります。
また、今回のアクセントである真鍮の取手は、お使いいただくうちに少しずつ深い色合いへと変化していきます。メイプル色の明るい無垢材の経年変化と一緒に、10年、20年と「家族の歴史」を刻んでいける家具に仕上がりました。








お客様から頂いた設置写真になります。
サイズ
横2080mm 高さ900mm 奥行き400mm
素材 もみの木 色 メイプル色
参考価格 税込み 279,800円
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