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ホワイトパインとホワイトアッシュ素材説明

当工房で選択可能な2素材について詳しく記載させて頂きます。

当工房では、針葉樹のホワイトパインと広葉樹のホワイトアッシュの選択が可能です。オリジナル商品のショップページでは選択ができる様になっております。特注オーダーも選択が可能です。ホワイトアッシュはホワイトパインの約1.5倍の重さがあり、大型の商品は制作時重さの関係でホワイトアッシュ制作不可の商品もございます。

よくホワイトパインとホワイトアッシュの違いのご質問を頂きますので、ホームページの方にも素材について記載させて頂いておりますが、そちらのページには記載のない内容も含めまして、ブログの方にも詳細を記載させて頂きます。

先ほども記載させて頂きましたが、ホワイトパインは針葉樹になります。針葉樹とは杉やヒノキ、松など字のごとく葉が細いタイプの木になります。成長が早い為、木自体の密度は低く木材の中では柔らかい木材になります。

ホワイトパインはホームセンターなどではなかなか売っているところはございませんが、ホームセンターで手に入る雰囲気の近い木材はSPF材になります。SPF材とは、スプールス、ファー、パインの略でこの3種類の木材が混在した物です。SPF材と記載があるホームセンターもございますが、他にツーバイ材、ホワイトウッドと記載のあるホームセンターもございます。木材の重さや堅さ、手触りはSPF材に近いかと思います。SPF材と比べ節の数は少なく、色を入れた雰囲気はホワイトパインならではの高級感や味のある雰囲気がございます。

当工房で仕入れているホワイトパインは北欧の木材になり、日本の木材では松の木に似た木材になりますが松より油分が少ない為、松に比べ少し乾いた肌触りです。

木材自体の色は生成りに近い白木になります。塗料にて色を入れ5色展開しております。色については他ページに詳しく記載しております。色について


ホワイトアッシュは広葉樹になります。広葉樹とはタモ、さくらなど葉が広い木材になります。成長が遅い為、木自体の密度が高く、針葉樹と比べ非常に堅くなります。針葉樹では鋭角な個所で切ったりケガをすることは稀ですが、広葉樹の場合は鋭角な個所は木材自体が堅い為、ケガをする恐れがあります。針葉樹でも程良い丸みを付け、しっかりと面取りをしておりますが、広葉樹の場合も見落としなく十分な面取りをしております。

木材の密度が高く堅い為、針葉樹に比べ1.5倍ぐらいの重さがあります。ホワイトパインでは2mのサイドボードなど制作しておりますが、私一人での制作の為、ホワイトアッシュではこの大きさの制作は80kgほどの重さとなり、制作が困難なため、大物の制作はお受けしておりません。可能な範囲で棚物の制作は可能です。

ホワイトパインと比べると木材が堅く強度が増しますので、針葉樹では不可能な薄さや細さのあるデザインも制作可能です。今後はホワイトアッシュでパイン材とはまた違ったそのようなデザインでのオリジナル家具も進めていく予定です。

ホワイトアッシュは、節は99%無い木材で制作しております。木目はパイン材等針葉樹と比べ、はっきりとしたまっすぐ伸びた木目になります。ホワイトパインと同じく生成りに近い白系の木材になりますので、色を付け、6色で展開しております。透明オイルを染み込ませると、ホワイトパインよりも木材自体の色がうす茶になりますので、透明オイルのみの仕上げも自然な仕上がりで良い雰囲気になります。

 

ホワイトパインとホワイトアッシュで同じ色味の画像になります。

無垢テレビボードTV003W150M

ホワイトパイン ワトコ ウォルナット色

無垢テレビボードTV003W150M

ホワイトパイン ワトコ ウォルナット色

 

 

TVボード013W150M WA W

ホワイトアッシュ ワトコ ウォルナット色

TVボード013W150M WA W

ホワイトアッシュ ワトコ ウォルナット色

 

それぞれの色については他ページに詳しく記載しております。色について

素材についてもブログ以外の他ページにも詳しく記載しております。素材について

 

他ご不明な点やご質問等ございましたら、お気軽にお問い合わせください。

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