デザインについて, ブログ工房の日々

食器棚の引き戸と開き戸、それぞれの違い

ひでじ工房では、食器棚の扉を引き戸、開き戸のどちらでも制作しています。
最近は引き戸をご希望される方が多いですが、それぞれ使い勝手に違いがありますので、今回は実際に制作した食器棚の写真を使ってご紹介します。

引き戸の特徴

モミの木無垢材で制作した真鍮取手のガラス引き戸の食器棚

引き戸の一番の特徴は、扉を開けても家具の手前に扉が出てこないことです。
キッチンやダイニングなど、食器棚の前を人が通る場所でも動線を邪魔しにくく、料理中などに扉を開けたまま使うこともできます。

モミの木無垢材で制作した真鍮取手のガラス引き戸の食器棚

一方で、引き戸は扉を横にスライドさせるため、2枚引き戸の場合は左右どちらか一方が必ず扉で隠れます。
収納しているものを一度にすべて見渡したい場合や、幅のあるものを出し入れする場合には、開き戸の方が使いやすい場合もあります。

横幅の大きな食器棚は3枚引き戸にもできます

モミの木無垢材で制作した3枚引き戸のカップボード

横幅の大きな食器棚の場合は、3枚引き戸にすることもできます。
3枚の場合、中央の扉を左右どちらにも動かせるようにすることで、横幅のある食器棚でも一枚一枚の扉を大きくしすぎずに制作できます。

開き戸の特徴

モミの木無垢材で制作したガラス開き戸のカップボード

開き戸は、扉を開けば収納部分を大きく開けることができます。
左右の扉を開けることで中全体を見渡しやすく、食器などを取り出しやすいのが特徴です。

モミの木無垢材で制作したガラス開き戸のカップボード

その反面、開いた扉が家具の手前に出てくるため、その分のスペースが必要になります。
食器棚の前が通路になっている場合や、キッチンのスペースが限られている場合には、開いた扉が少し邪魔に感じることもあります。

引き出しとの組み合わせでも見た目が変わります

扉だけでなく、引き出しとの組み合わせによっても食器棚の印象は変わります。
開き戸の場合は、扉と引き出しを本体の前面に出したアウトセットにして、前面を揃えるデザインにすることもできます。
一方、引き戸は本体の内側に納まるため、ひでじ工房では引き出しもインセットにして、扉と引き出しの納まりを合わせることが多くなります。
同じ食器棚でも、この違いによって正面から見た印象はかなり変わります。

どちらが良いかは、使う場所に合わせて

引き戸と開き戸は、どちらが優れているというものではありません。
食器棚の前のスペース、普段の動線、収納するもの、そして好みのデザインによって使いやすい扉は変わります。
ひでじ工房では、食器棚のサイズ変更だけでなく、引き戸・開き戸などの仕様変更にも対応しています。

オリジナル家具 食器棚・カップボード

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