よく頂くご質問 接ぎ合わせ部分の仕様 仕上がり
「テーブル天板の接ぎ目はどのようになっていますか?」とよくご質問を頂きます。天板のサイズが長さ150cm 奥行き80cmの場合は、長さが150cm 幅20cmの板を4枚接いで一枚の天板に加工します。
奥行き80cmの一枚板の天板も市場にはありますがとても高額になるため、何枚か接いで一枚の板にする方法が一番多い天板の加工方法かと思います。奥行き80cmの一枚板を製材するには何十年も時間をかけて育った大木から切り出した板になります。そのため稀少性も高く、素材自体がとても高額になります。
板を接いだ接ぎ目は、ぴったりと隙間なく接ぎますので、段差は無く接いだ所も木目によってはどこかわからないくらいになります。画像を掲載させて頂きます。
4枚無垢板を接いで仕上げた天板です。木目の状態で何となくはどこが接ぎ目かわかるかと思いますが、接ぎ目部分に線を入れてみました。
次はテレビボードの天板です。
こちらは2枚板を接いでいます。
真ん中が接ぎ目です。
次は接ぎ目のアップの画像です。
ほぼ同じ木目になるとどこが接ぎ目か分かりません。
ご希望やデザインによっては、接ぎ目が分かるように窪みを入れ加工をさせて頂く事もございます。
自然素材の為、材料によって若干、色の濃さや木目の雰囲気が変わります。そのため、例えば150cmの長さの板を作る場合、300cmの板を分割して2枚にした板を接いで一枚にするなど、出来る限り雰囲気の近い板を考慮して選別しております。
常に全体の仕上がりをイメージしながら板の選別をしております。同じ素材でも最良の仕上がりになる様に今後も努力して参ります。